株式会社オプト

そういったところが企業研修に
合ってるんじゃないかなと思った

業種:インターネット広告代理店  研修内容:上級ウェブ解析士認定講座  対象者:既存社員200名超

数百名規模の社員に対して研修を実施をしたいと思われた背景をお聞かせください。

中川さま:話は2つあります。1つ目はデータを軸にしたマーケティングというものが、世の中に広まってきた中で、オプトは元々アドプランでここまで成し得て来た所があるので、データの本来のアセットであるというか強みであると。ところが、実際に社内ではデータを分析する人は分析する人、それを使う人は使う人で、やはり工程が分かれていたと思います。

しかしこれからの時代、ツールも反転してきており、データをよりスピーディに扱うためには社員一人一人が部署に関係なく、皆がデータを取得し使えるというようなことが、基本スキルとして全員必要なんじゃないかと思ったのがきっかけで、そういった意味で体系的にデータを元にしたマーケティングを学べるような資格を持つべきかなと考えていました。

2つ目はオプトの場合、広告の販売が商材・商品として1番多いのですが、広告の効果測定はいわゆる広告面のクリックと最後のサンキューページの発火・着火の部分しか大体見ておらず、中間のロストをあまり意識できていないケースがあります。しかしここを突き詰めていくことが精度を上げる、すごく重要なポイントだと考えています。

今お話した2つが非常に重要だと考えており、担当部署に関係なく全員がその知識を持つべきだなと思い、それが200名規模というか、広告に携わる全員がもう一度、1からしっかりと勉強した方がいいという結論に至りました。

加えて、さらに身近な話ですと共通言語化です。誰もが皆それぞれ教育すると言語が違う、レベルが違う、同じ出来ると言っても「出来る」の考え方が違うので、統一されたカリキュラムであるウェブ解析士認定講座を全員で学習できたことは一番良かったと思います。

アイクラウドを選ばれた理由をお聞かせください。

中川さま:通常、こういうIT系の教育を受ける時は先生が悪いみたいな、パソコンスクールというか、いわゆるツールの使い方に特化してるケースが多いと思います。個人のスキルアップや資格取得の為にはこれでもいいと思いますが、企業研修の場合は、実務に繋がらないと中々難しいなと考えていました。

そこでまずは私自身がお試しで受けてみようと思い、アイクラウドさんの講座を選びました。受けてみて感じたのは、悪く言うとツールの使い方はほとんど教えてくれないというか、触れませんでした。

講義の中では「なぜこうすべきか?」「結果を出すためには?」というような実務に則した投げかけが多かったのと、「出来ないことは出来ない」や「それは無理です」とキッパリ説明する、そういったところが企業研修に合ってるんじゃないかなと思ったのが、アイクラウドさんを選んだ理由です。

研修を終えて、社内で変化があったことをお聞かせください。

中川さま:業務で言うと今浸透感があるのはファネルです。ファネル的な概念でユーザーの行動によって減っていく、ロストするみたいな概念の共通認識は、広告、サイトクリエイティブや業務に関わらず、自然と現場間に浸透しています。

Googleアナリティクスで言うところのABC分析の流れのような、範囲が広いか狭いかの問題であり、どこでロストしたかっていうのを見たり、今はこの部分の施策してるなど、そういった部分の共通言語化は急速に進んだなと実感しています。

これから研修を検討される企業さまへアドバイスをお願いします。

永石さま:取り組む意義をまずは問うことだと思います。いきなり「この資格を取ることを推奨することになりました」って入ってしまうと、受身になってしまうので、なぜ学ばないとならないのか?っていう必要性を問うことに凄く力を置いて欲しいなと思います。

また、受講する本人たちのモチベーションが上がった状態でやらないと、単なる資格取得制度、ただ資格を取得して終わりとなってしまうので、勉強を始める人を増やすきっかけになるようなスタンスでやるべきだと思います。

あと現場の人達を巻き込むことです。「会社として」だからやるんじゃなくて、本当に分野を活かして、スキルを活かして業務をしている人達が、勉強する姿勢を見せることで「私もやろう」って伝播していくと思います。なんかそういうやり方が良いなと思いました。

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