高度な人工知能(AI)より「エクセル」を駆使??


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この記事を読む時間:約3分
この記事を書いている人:株式会社アイクラウド 吉野竜司(ヨシノリュウジ)
この記事に書いてあること:エクセルの必要性と研修導入成功例
この記事に載っていないこと:Excelの具体的なテクニック
この記事を読んで欲しい人:経営者、人事担当者、研修担当者
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徹底したデジタル化の意味とは


7月9日の朝、いつもの新聞、いつものカフェ。そして、いつもの流し読み。
1面、2面とページをめくり、興味をひく見出しを探します。

目に止まった見出し「全社員に分析スキル」。

当社アイクラウドは法人向けIT研修を提供していますが、
全社員を対象とした研修のご相談は、さほど多くはありません。


徹底したデジタル化だ。
高度な人工知能(AI)よりむしろ昔ながらの「エクセル」を駆使。

2019年(令和元年)7月9日(火曜日) 日本経済新聞15面より



最初に衝撃を受けたのはこの文章。

まさに今が旬の人工知能(AI)
どの企業でも自社のビジネスにどう生かすか?を模索し、期待は膨らむばかり。

流石に人工知能と比較されては、エクセルも少し分が悪いように思えます。


原動力は全社で進めたデジタル化。入社2年目から研修を徹底し、エクセルの「関数」は必須スキルだ。
2019年(令和元年)7月9日(火曜日) 日本経済新聞15面より



記事では「売れ筋の商品」や「販売のピーク月」をデータから導き出し、
高度な需要予測を行なったとのこと。

たしかにエクセルを駆使すれば、短時間で行うことができる。

400種類以上もあるエクセルの関数ですが、業務で必要とされる関数を絞り込み、
若手のうちから習得すれば、現場での浸透も期待できる。


「データ分析力」を部長への昇進条件とする。
2019年(令和元年)7月9日(火曜日) 日本経済新聞15面より



覚悟が伝わるこの文章。

徹底したデジタル化に聖域なし、
エクセルが使えなければ、分析ができなければ、
自身の成長も、会社の成長も、ありません。

会社の中の一部署だけでなく、
全社で進めることが肝要なんだと改めて気づきます。


既存店改革のハードルは、自らの経験をもとに現場の提案を握りつぶしかねない管理職の存在だった。そうした事態を防ぐため客観的なデータを使って議論するよう求めたのだ。
2019年(令和元年)7月9日(火曜日) 日本経済新聞15面より



勘にたよらず、データを元に議論する。

改革の厳しさは私自身の経験の中にも苦いものとして残っていますが、
先の昇進条件と、デジタル化の社風が、改革を成功に導いたんだと感じます。


読み終えて


エクセルは事務職のスキルではなく、
事業を成功に導く分析ツール。

8期連続で最高益を更新した、
そんな会社が重要視したのが「エクセル」。

お読みいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

吉野竜司|Ryuzi Yoshino株式会社アイクラウド 代表取締役CEO

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