【新型コロナウイルス】研修会社として講じた対策とITリテラシーについて

【新型コロナウイルス】研修会社として講じた対策とITリテラシーについて
新型コロナウイルスが地球規模で猛威を振るい続ける中、日本でもまだまだ予断を許さない状況が続いています。目に見えない新手の脅威と、いつ収束するか誰にも分からない先行きの不安が、社会全体に重苦しさを与えているといえるでしょう。当然ながら弊社もその影響を受け、研修会社としてお客様の健康と命を守るために対策を講じました。今回はその対策と、この災害の渦中で感じたITリテラシーついてお伝えしたいと思います。

この記事の内容

  • 弊社での新型コロナウイルス対策
  • 信頼性の高い情報を得ることの重要さと確認しておきたい3つのサイト
  • 不安が引き起こしたデマの流布とITリテラシーについて

弊社での新型コロナウイルス対策


国別の感染者数グラフを見ると、日本では比較的、感染者数が緩やかに増加しているように見ます。3月19日に発表された専門家会議の提言を受け、安倍首相は一斉休校の延期をしないことを明言しました。桜が開花して、お花見を楽しむ人も現れ、安心ムードが漂い始めているようにも受け取れます。しかし、世界に目を向けると、感染が爆発的に拡大している国があり、まだピークを迎えてはいないのだろうと認識しています。

このような状況下、弊社アイクラウドも相応の影響を受けました。我々の強みのひとつはオーダーメイドの集合研修です。しかし、東京は感染者数が多いこともあり、リスク回避の観点からお申し込みをキャンセルされるお客様が少なからずいらっしゃいました。

皆さんご存じのとおり、集団感染のリスクが高まる要因として、以下の3点が専門家委員会によって挙げられています。

  • 密閉空間であり換気が悪い
  • 近距離での会話、発声がある
  • 手の届く距離に多くの人がいる

厚生労働省によると、集団感染が起こった具体的な事例として、スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テントが挙げられ、それと同時に”これまでに国内で感染が明らかになった人のうちの8割は、他の人に感染させていない”ことも明らかにしています。

(出典:厚生労働省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000602323.pdf

弊社では、上記の3点を避けることはもちろんのこと、お客様の安心安全と健康、そして命を守ることを最優先とし、「新型コロナウイルス(COVID-19)に関する対応とご協力のお願い」を掲載させていただきました。ご確認いただけますと幸いです。

新型コロナウイルス(COVID-19)に関する対応とご協力のお願い
https://www.icloud.co.jp/article/other/important-notices.html

信頼性の高い情報を得ることの重要さと確認しておきたい3つのサイト


メディアでは連日、新たな感染者などの情報を流しています。このウイルスには有効な治療薬がまだないこと、ワクチンの開発にも時間がかかることなどから、不安に苛まれやすいと思います。私もそのように感じている人間の一人です。

このようなときこそ、積極的に信頼性の高い情報を収集することが重要だと考えます。政府や新聞社による新型コロナウイルスのサイトを3つご紹介しますので、よろしければご参考になさってください。

首相官邸:新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

日本経済新聞:新型コロナウイルス感染世界マップ
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/

東洋経済オンライン:新型コロナウイルス国内感染の状況
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

不安が引き起こしたデマの流布とITリテラシーについて


新型コロナウイルスは自然災害とも疫病ともいわれます。2019年10月の台風19号も甚大な被害をもたらしました。時に起こるこのような事態に直面すると、我々も地球に住まう生き物の一部であり、自然の厳しさに翻弄される存在なのだと感じます。現状を出口の見えないトンネルにいるように感じている人も多いことでしょう。

今回、まことしやかにデマが流れたのを覚えていらっしゃいますか。「新型コロナにはお湯がきく」という医療関係者からの情報や「トイレットペーパーが品薄になる」というSNSでの発信などは、ご記憶に新しいところではないでしょうか。

お湯の例では、医療関係者とは一体どこの誰なのか、いつの情報なのか、意見なのか事実なのかなど、考えるべきポイントがあったように思います。トイレットペーパーの例は、不安が漂っている状態では難しいかもしれませんが、やはり情報源を確認すべきだと感じました。

このことから、社会人向けのデジタルスキル研修を提供するスクールとしては、情報の収集のみならず、情報を得た上で考える力を伸ばすお手伝いをさせていただきたいと意を新たにしました。ITリテラシーは、機器の操作方法や技術の使い方に熟知しているだけでなく、それをどう活かすかというところが非常に重要なのだと考えています。

まとめ


この状況に鑑み、弊社では研修をオンライン化しました。ありがたくも全国各地からお問い合わせをいただき、この度、実施に踏み切る決断をした次第です。オンラインでの研修は、eラーニングやオンラインセミナー、Webセミナーなど、さまざまな名称で呼ばれていますが、弊社では「オンラインライブ」とさせていただきました。3月17日に無事オープンを迎え、これから注力して参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

この記事を書いた人

吉野竜司|Ryuzi Yoshino株式会社アイクラウド 代表取締役CEO

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