新設「初級ウェブ広告マネージャー講座」とウェブ広告運用ニーズの高まり

新設「初級ウェブ広告マネージャー講座」とウェブ広告運用ニーズの高まり
弊社は新たに「初級ウェブ広告マネージャー講座」を開設、2021年12月よりスタートしました。ウェブ解析やウェブ広告の仕事をしている方やこれから目指す方を対象に、ウェブ広告運用に必要な知識や考え方を学習していただく講座です。講座新設のきっかけとなったウェブ解析士協会(WACA)の新資格「ウェブ広告マネージャー」の概要やウェブ広告費の現状についても合わせてお伝えします。

この記事の内容

  • ウェブ解析士協会の新資格「ウェブ広告マネージャー」
  • 初級ウェブ広告マネージャー講座で学ぶことと弊社の講座の特徴
  • 2020年に広告全体の1/3を占めるようになったウェブ広告

ウェブ解析士協会の新資格「ウェブ広告マネージャー」


2021年10月、ウェブ解析士協会は新資格「ウェブ広告マネージャー」を設立しました。ウェブ広告を体系的に学べる資格と位置づけ、基礎から応用(実践)を経て指導者になるという3段階の構造は、前回の記事(ウェブ解析士で学ぶこと|試験までの流れ【2022年度版】)で取り上げたウェブ解析士と同じです。

3つのウェブ広告マネージャー


  • 初級ウェブ広告マネージャー
  • 上級ウェブ広告マネージャー
  • エキスパートウェブ広告マネージャー

公式テキストがあり、熟読の上で講座を受講、試験に臨むというルートもウェブ解析士と同じですが、1点だけ異なる点があります。それは、資格試験だけを受験することができず、認定講座を受ける必要があるということです。

初級ウェブ広告マネージャー講座について


講座日程通年
受講料33,000円(税込)「公式テキスト」「講座受講料」「試験受験料」「問題集(無料)」を含む
講義時間5時間
試験日程通年(講座受講から14日以内に受験、24時間受験可能)
出題方式60分50問の選択式
回答方式CBT(PCを用いるオンラインでの回答)
持ち物ウェブ広告マネージャー公式テキスト、ZoomがインストールされたPC
合格ライン正答率70%
結果通知試験終了直後に表示

試験までのスケジュール


申込

お支払い(クレジットカード払い可)

受講のご案内(公式テキストのダウンロードを含む)

講座受講

受験(講座日から2週間以内)

合否判定(不合格の場合、再受験 ※再試験1回目は無料)

ウェブ広告マネージャー認定(合格者に認定証発行。各自ダウンロード)

ウェブ広告マネージャーを取得するための講座受講料は一律、どこで受講しても金額は変わりません。しかし、講師の質や講義の進め方、どこまで理解を深めることができるかなどについては、同じとはいえないでしょう。資格取得講座の運営者にどのような特徴があるのか、その点をよく比較してからお決めになることをおすすめします。

初級ウェブ広告マネージャー講座で学ぶことと弊社の講座の特徴


初級ウェブ広告マネージャー講座で学ぶのは、ウェブ広告運用のための基礎です。ウェブ広告の種類と特徴、目標設定、効果測定、戦略設計にはじまり、4種類のウェブ広告とGoogleマーケティングプラットフォームの中でもウェブ広告との関連性が高い4つのツールについて学びます。

初級ウェブ広告マネージャー講座で学ぶこと


  • ウェブ広告概要:ウェブ広告の種類と特徴、目標設定、効果測定、戦略設計
  • ウェブ広告:検索広告、ディスプレイ広告、SNS広告、動画広告
  • Googleマーケティングプラットフォーム内の広告関連ツール:Google アナリティクス、Google データポータル、Google タグマネージャー、Google オプティマイズ

これだけの範囲を初級で網羅しますので、公式テキストは460ページとなかなかのボリュームです。また公式テキストに対する理解が深まるよう約160ページの講義資料をご用意、さらにこれまでの講座運営ノウハウや優れた講師陣が学習をサポートしています。

アイクラウド「初級ウェブ広告マネージャー講座」の特徴


  • ウェブ解析士や関連資格の合格率
  • 優れた講師陣
  • 初級ウェブ広告マネージャー講座新設を担当


2020年に広告全体の1/3を占めるようになったウェブ広告


ウェブ広告の勢いは止まりません。これまでテレビや雑誌、新聞などの媒体で見ていた広告と同じものを、ウェブ広告で見たことがあるという方は少なくないはずです。電通報によると、2020年の広告費全体の36.2%にあたる約2.2兆円がウェブ広告だとしています。(電通報「「2020年インターネット広告媒体費」解説。4マス媒体とほぼ並んだ「2.2兆円超」の内訳は?」(https://dentsu-ho.com/articles/7694

マスコミ4媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)が36.6%にあたる約2.3兆円(その差は246億円)で、プロモーションメディア広告(屋外広告、交通機関広告、折込チラシ、DM、フリーペーパーなど)が27.2%にあたる約1.7兆円です。

広告費全体は、コロナ禍の影響で前年比88.8%というマイナス成長をしています。その中でもウェブ広告は105.6%と、運用型広告の拡大と巣ごもり需要により、市場が縮小したにもかかわらずプラス成長をしたとしています。

この実態を見れば、ウェブ解析士協会がウェブ広告マネージャーという資格を新設した理由がお分かりいただけるでしょう。マスコミ4媒体やプロモーションメディア広告がなくなることは考えにくいですが、ウェブ広告市場の拡大やウェブ広告を運用できる人材に対する需要がますます増えていくことは想像に難くありません。

まとめ


ウェブ広告マネージャーは、ウェブ広告運用ができる人材を育成するための資格といえます。用語の理解から、それぞれのウェブ広告の特徴や仕様、運用管理についてなど、基本的なことを段階的かつ体系的に学んでいくことができるからです。

ウェブ広告が広告全体に占める割合は今や1/3だということはお伝えしました。さまざまなデータや解釈がありますが、ウェブ広告がマスコミ4媒体と肩を並べるほどの存在感になっていることに間違いはないといっていいでしょう。

未経験の方が学習の手始めとして受講することも、企業研修としてウェブ広告に注力したい法人様が人材育成のために受講させることも可能です。スタートしたばかりの資格・講座ではありますが、将来性が見込まれていることから、資格取得者数は順調に伸びていくことでしょう。

その意味では、始まったばかりのこの時期が狙い目なのかもしれません。助成金を利用して講座を受講することも可能ですので、ぜひ一度お問い合わせください。

この記事を書いた人

吉野竜司|Ryuzi Yoshino株式会社アイクラウド 代表取締役CEO

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